股関節歩行
日本人は普段、歩くときにヒザを使って歩く、つまり『ヒザ歩行』の人が多いんです。それに比べて、多くの欧米人や、モデル、トップアスリートたちは股関節を使って歩く『股関節歩行』なのです。ヒザ歩行は、地面に足が着いたときにはヒザが曲がっていて、その曲がったヒザを伸ばして歩く。ヒザを伸ばすときは上に突き上げる力しか出ませんから、前に進む推進力を出すために、自分を猫背にして重りを前に付けて進むことになる。結果、姿勢も悪くなるのです」
それでは、股関節歩行は?
「股関節歩行はカカトから着地しますから地面に足が着いたときはヒザが伸びている。ヒザ歩行のように曲げたヒザを伸ばす力は使えないので、お尻と太股(ふともも)の裏の筋肉を使って、足を後ろに引こうとする。つまり、ヒザ歩行とは使う筋肉が全然違うワケです。だから、普段からお尻と太股の裏の筋肉を使って歩く股関節歩行を心がければ、ヒップアップされていくということです」
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